
レインボーブリッジと船が見える港区の公園とは? 東京湾を渡る遊歩道とお台場新スポットも
ふ頭や桟橋をいくつも持つ港区では、船が見られるスポットが多数あります。その中でも注目は、やはりレインボーブリッジと船の組み合わせです。
今回は、レインボーブリッジの真下で船を見られるスポットとともに、そのまま歩いてお台場へ向かい新名所「アクアシンフォニー」もご紹介します。
レインボーブリッジの真下で船が見られるスポットへ!
最初にご紹介するのは、「芝浦南ふ頭公園」です。
港区で船が見られるスポットはいくつもありますが、レインボーブリッジの真下で船との組み合わせが見られるのはこの公園だけです。
芝浦南ふ頭公園は芝浦ふ頭の南端に位置し、北側の竹芝から東側には晴海やお台場方面、そして南側には品川ふ頭など、東京湾の広い範囲が一望できるスポット。
この公園からは、芝浦や月島などのふ頭に出入りしている貨物船だけでなく、竹芝や日の出発着の客船・クルーズ船も見ることができます。
特におすすめは、夕方(毎年10月~翌1月の通常期ダイヤであれば16時10分ごろ。それ以外は時期によって異なります)に伊豆大島から竹芝へ向かうジェット船。水面に独特の軌跡を残しながら、あっという間にレインボーブリッジをくぐり抜けます。また、レインボーブリッジをくぐることができる大型客船が晴海客船ターミナルに寄港する際は、この公園でその姿を見ることができます。東京港客船ターミナルのホームページなどでは大型客船の入出港情報が公開されているので、興味があれば狙ってみてもよいでしょう。
芝浦南ふ頭公園へのアクセスは、ゆりかもめ「芝浦ふ頭」駅から徒歩5分程度。周囲は倉庫や港湾施設が立ち並んでいるため少し緊張する場所にありますが、公園自体は非常に開放的で、公衆トイレや自販機も設置されています。
とはいえ、芝浦ふ頭駅から歩いて「芝浦南ふ頭公園」を見て終わり……では物足りないかもしれません。そんな方におすすめしたいのは、「レインボーブリッジを歩いて渡る」です!
レインボーブリッジには歩行者用通路「レインボープロムナード」が設置されており、歩いて芝浦~台場間を渡ることができます。それでは、実際にレインボーブリッジを歩いてみましょう。
レインボーブリッジを歩いてみよう
芝浦側からレインボーブリッジを渡る場合、芝浦ふ頭駅から見て芝浦南ふ頭公園の手前にある「芝浦アンカレイジ」に入ります。
入り口には警備員が立っていますが、「レインボープロムナード」への入場は無料です。ただし、レインボープロムナードを自転車で走行することは禁止されており、自転車を持ち込む場合は警備員にその旨を申し出て、自転車専用の台車を貸し出してもらい、自転車は必ず台車に乗せて運ぶ必要があります。
取材時には、台車に自転車を乗せて運ぶサイクリストを複数見かけました。台場方面に向かうサイクリストにはおなじみのルートになっているようです。
芝浦アンカレイジにはレインボーブリッジの模型などの展示があり、レインボープロムナードの「ノースルート」と「サウスルート」を選択してエレベーターで歩道があるフロアに上がることになります。
ノースルートとサウスルートは名前の通り浜松町・新橋側の北ルートと、台場側の南ルートになります。「芝浦→台場の場合はノースルートを通る」のような決まりは特になく、通行者が通りたいルートを自由に選ぶことができます。
注意したいのは、レインボープロムナードを渡りきるまで南北ルート間の行き来は一切できないということです。
今回は台場エリアを望める、「サウスルート」を選択しました。ちなみに、ノースルートは東京タワーなど都心の風景が望めます。
レインボープロムナードの吊り橋区間は全て金網で景観はあまりが、車道を挟んで同じ高さをゆりかもめが通りすぎていく様子は迫力があります。

台場アンカレイジを過ぎると金網が途切れ、台場方面の景色をくっきりと見ることができるようになります。
そして見えてくるのは今も残る「台場」! 江戸時代、黒船来航に危機感を覚えた幕府が設置した海上砲台です。
特に陸地に繋がっておらず、現在は東京都の許可がなければ立ち入れない無人島となっている「第六台場」をじっくりと見ることができるのは、現状ではこのレインボープロムナードサウスルートからのみになります。
レインボープロムナードを降りると歩道でお台場海浜公園まで直通しています。レインボープロムナードを歩きはじめてから約30分。お台場海浜公園のビーチに到着です。
新名所東京アクアシンフォニー
お台場海浜公園には、2026年の春からオープンした新名所「東京アクアシンフォニー」があります。

東京アクアシンフォニーはお台場海浜公園の西側にある展望デッキの目の前に設置されている、巨大な噴水施設です。日中から夜間まで(※)それぞれ異なる音楽に合わせてプログラムが行われており、日没後はライトアップもされます。
※2026年は7月3日まで11~21時までの上演でしたが、それ以降は夏季限定の上演スケジュールとして、上演時間が15~21時30分にシフトしています。夏季限定スケジュールの終了時期は未定です。
実際に鑑賞してみると、音楽が聞こえる範囲はかなり限定的で、お台場海浜公園のビーチからは噴水は見えるものの音楽は全く聞こえませんでした。音楽とともに100%楽しみたい場合は、展望デッキ付近から見ることをおすすめします。
また、噴水のライトアップはやはり日没後のほうが見やすく、没入感が増します。背後にはレインボーブリッジ(角度によっては東京タワーも)があるなど夜景との相性もいいため、日没後に訪れるとより楽しめるでしょう。
すぐ後ろにはアクアシティお台場やデックス東京ビーチといった商業施設があり、お台場でのレジャーとともに訪れられるのも特徴です。ゆりかもめの台場駅からは徒歩5分、りんかい線東京テレポート駅からは徒歩10分ほどです。
また、東京アクアシンフォニーのすぐ横には水上バスの乗り場があり、お台場海浜公園から日の出桟橋まで水上バスで移動することができます。
水上バスはHi-nodeの船着き場に停泊するため、そのまま浜松町に戻るというルートも可能。ただし、日の出ふ頭への水上バスは最終便が16時40分発(臨時便がある場合は19時発)のため、日没後に東京アクアシンフォニーをゆっくり見てから水上バスで都心へ……というルートは難しくなっています。逆に、水上バスで東京アクアシンフォニーを見に行く場合は船着き場がゆりかもめやりんかい線の各駅よりも近く、駅から歩く手間が省けるためおすすめです。
今回は、港区で船が見える意外なスポットと、レインボーブリッジを渡った先にある「東京アクアシンフォニー」をご紹介しました。
水辺とレインボーブリッジと船が合わさった、東京湾ならではの風景を楽しみながら、お台場での楽しみに新名所を加えてみてはいかがでしょうか。

