港区歴史探索・地名のヒミツ 「広尾」
2023年9月19日
ツクシが生える野原から
昔は、付近にはツクシが生えていて、「土筆ヶ原」(つくしがはら)と呼ばれていました。その後「広野」「広尾原(ひろおのはら)」となり、元禄検地(1688年~1703年)のころから「広尾」いう名で呼ばれるようになった、とする説があります。
現在は渋谷区にまで広がる広尾。周辺には学校や美術館が立ち並んでいます。昔はツクシがいっぱいに広がる野原だったのかと思うと、土地の変遷ぶりはすごいですね。
【広尾駅】
路線名:東京メトロ日比谷線
住所:東京都港区南麻布5-10-28