麻布十番エリアで海外気分を満喫! 輸入スーパーを満喫するモデルコース
世界的パンデミック期間にパスポートの有効期限も切れてしまったし、パスポートを取得し直すにしても激コミで平日に休みも取れないし、円安だし……海外旅行はもう少し我慢かな、と感じている人におすすめしたいのが、麻布エリア散歩。
麻布エリア近隣には諸外国の大使館が密集していて在留外国人が多いという特徴もあり(実は150を超える大使館のうち、80以上が港区にあるんです)、輸入食品を扱うスーパーや本場の味を楽しめるお店が集まっています。
今回は麻布エリアで海外旅行気分を楽しめる、輸入スーパー巡りを、モデルコース形式でご紹介します。
まずはN.Y.スタイルのベイク菓子とコーヒーでパワーチャージ!
「HUDSON MARKET BAKERS」
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麻布十番駅を出て徒歩3分ほどで到着するのが、「HUDSON MARKET BAKERS」。スーパーマーケットではないですが、店内では大ぶりで食べ応えのある本場ニューヨークスタイルのマフィンやクッキー、ニューヨークチーズケーキなどのベイク菓子が並びます。
チョコチップククッキーやドライフルーツの入ったグラノーラのほか、日本ではあまり見かけない、バタースカッチケーキやピーナツバターバターソルトクッキー、スパイスが香るアメリカンキャロットケーキなど、本場アメリカの味に囲まれます。
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イートインも可能なので、まずは甘いスイーツとコーヒーを片手に、エネルギーチャージしながら、本日のお散歩ルートを予習しましょう。
【HUDSON MARKET BAKERS】
営業:毎週火~金曜 11:00~20:00、土~月曜 11:00~19:00
休み:不定休
あのハリウッドスターも州知事時代に来店!
「Nissin World Delicatessen」
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麻布十番駅まで戻り環状三号線を芝方面へ歩くと、えんじ色の看板に「NISSIN World Delicatessen」の白い文字が見えてきます。1階は駐車場とフラワーショップ、2階はワインを中心としたお酒類、3階に生鮮食品や調理雑貨、お菓子、冷凍食品などが勢ぞろい。まずは、エスカレーターで2階に上がりますが、エスカレーター脇に飾ってあるのは、アーノルド・シュワルツェネッガー来店時の写真。忘れずにチェックを!
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NISSIN World Delicatessenは歴史ある「日進ハム」の日進畜産工業株式会社によるお店なので、日進製ハムをはじめ精肉類が豊富!
世界中の生ハムやサラミのほか、カンガルーやワニ、ウサギ、カエルなど日本では馴染みのないお肉が並ぶショーケースに驚くこと間違いなし。ちなみにカエル肉はフランス料理でよく使用されており、カンガルー肉やワニ肉はオーストラリアでよく食べられるのだとか。ワニ肉は、高たんぱく低脂質で鶏肉のような味とのことなので、ボディメイクにもってこいかもしれません。
そのほか、冷凍食品コーナーにはファラフェルコロッケやサモサなど、世界各国のグルメもそろっています。
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スナックコーナーには、英国産のじゃがいもを使用したチップス、ケントクリスプスやメキシカンなナチョス&ディップなど、パッケージもおしゃれで思わず手に取りたくなる商品がずらり並びます。
【NISSIN World Delicatessen】
営業:9:00~21:00
休み:1月1日、2日
フランス発の冷凍食品&有機食品をまとめて楽しもう
「ピカール 麻布十番店」&「Bio c’ Bon 麻布十番店」
麻布十番駅まで戻ったら麻布十番商店街の中央へ。次に向かうのは、フランス発の冷凍食品「ピカール」と、パリ発のオーガニック・スーパー「ビオセボン」。この2店は、複合店舗として童謡「赤い靴」のモデルになったきみちゃん像のすぐ近くにあります。
ピカールの目玉商品として外せないのは、自宅で焼きたてが楽しめる冷凍クロワッサン。
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他にもエスカルゴやパーティーにぴったりのプティフール、メイン料理にもなる牛肉の赤ワイン煮やリコッタチーズとほうれん草のラビオリ、デザートのオペラケーキなど、フルコースすべてを冷凍食品で賄えるほどの種類が並びます。
日々の生活で便利なオーガニックの冷凍野菜のほか、ピッツァマルゲリータやころんとかわいいマカロンもおすすめ。
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セントラルキッチンを備え、体に優しく安全な食材がそろうオーガニック系スーパーがビオセボン。日本1号店がここ、麻布十番店です。
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野菜やフルーツはもちろん、バルク(量り売り)コーナーには、ナッツのほかマンゴーやイチジク、パイナップルなどのドライフルーツがずらり。
フレッシュな野菜をふんだんに使ったサラダをはじめ、店内で作られているデリは目移りすること間違いなし。種類豊富なワインとの組み合わせを想像しながら選ぶのも◎。
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【ピカール麻布十番店】
営業:10:00~22:00
休み:不定休
【Bio c’ Bon 麻布十番店】
営業:9:00~22:00
休み:なし
値札表記も英語ファースト!食品から雑貨までなんでもそろう
「NATIONAL AZABU」
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麻布十番商店街を抜け、有栖川宮記念公園方面まで歩くこと20分弱。坂が多いですが、ゆっくり歩いて行きましょう。ドイツ大使館のすぐ隣、有栖川宮記念公園の向かいにあるのが、麻布で50年以上の歴史を持つインターナショナルスーパー「NATIONAL AZABU」です。
1階は食品、2階が日用品や雑貨。
入口付近には欧米ではパイやジャムに使われるルバーブをはじめ、珍しい野菜やフルーツなどが並んでおり、店内は日本製品の方が少ないのでは?と思うほど。海外旅行で食べて美味しかった、思い出の味に出会えるかもしれません。ナショナライズされていない輸入商品がそろうため、お客さんは日本人のほうが少ないくらい。
専用マシンを使い、自分でピーナツバターを作ることができたり、商品棚の隣にクリスピークリームドーナツのショーケースがあったり……。見ているだけでも楽しく、テーマパークを歩いているような経験ができます。
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2階には海外製柔軟剤の代名詞とも言えるダウニーをはじめとする洗濯用品、キッチン用品などの日用品のほか、欧米のパーティーシーンでは欠かせない、ポップな色使いのカラフルなバルーン、英語翻訳されたMANGAや輸入雑誌、キッズ用のテキストブックなども並びます。そしてなんと、外国人用の判子も販売!
スーパーマーケットとして楽しめるだけでなく、個性的なプレゼントグッズを探しに行くのもいいかもしれません。
【NATIONAL AZABU】
営業:9:00~20:00
休み:年始
最後は有栖川宮記念公園で緑に囲まれリフレッシュ
麻布十番駅のスタートからゴールまで、だいたい2kmちょっとの輸入スーパー巡り、いかがでしたか?寄り道せずに歩いて30分程なので、ウォーキングにもぴったりな距離感ではないでしょうか。
最後はナショナル麻布の向かいにある有栖川宮記念公園で、緑に囲まれてリフレッシュしましょう。
おいしそうだけどちょっとカロリーが気になる食べ物も、しっかり歩いた後は罪悪感なく食べられる?……かもしれません。
【有栖川宮記念公園】
住所:東京都港区南麻布五丁目7番29号
アクセス:東京メトロ日比谷線広尾駅から徒歩3分