沖縄グルメに綱引き大会！——まちの活気と笑顔に出会える「青山南一FESTIVAL 2025」参加レポート

2025年11月13日

青山一丁目駅近辺に住む方なら知っている、地域のお祭り「ウエスタンカーニバル」。かなり古くからやっていたのですが、そもそもの「ウェスタン」という概念が若い方々や子どもたちに伝わらなくなっているという課題が生じていました。

そこで、2025年度から「ウエスタンカーニバル」改め「青山南一FESTIVAL」としてリニューアルすることになったそうです！今回は、パワーアップして生まれ変わった、青山地域の秋恒例のイベントにお邪魔してきました！

本イベントは青山一丁目駅からほど近い「港区立青葉公園」にて、10月19日（日）に開催されました。青葉公園は都立青山公園の北地区に隣接する公園で、ブランコや滑り台、砂場、ジャングルジムなど遊具が充実しています。

当日は雨が降ったりやんだりの天気にもかかわらず、大勢の人が会場に集まっていました。

青山の子どもたちの笑顔に癒された縁日ブース

会場に到着して最初に目に入ってきたのは射的で遊ぶ子どもたち。夢中になってお菓子に狙いを定める姿が印象的でした。

射的やヨーヨー釣りなど、地元の花屋「flo.dance（フラダンス）」さんによるゲームコーナーも賑わっていました。

青山といえばオフィス街のイメージが強く、普段私たちが勤務の合間に利用するコンビニや飲食店でもサラリーマンやOLの姿がほとんど。ところが休日にお祭り会場に来てみると、思っていた以上に子どもたちが多く、とても驚きました。

沖縄の風薫る、絶品屋台グルメと名物三線

本イベントは青山南一商振会が主催で運営を行い、青山一丁目町会のスタッフの協力によって作り上げられています。
企画・運営の中心となっている沖縄料理店「島唄楽園（パラダイス）」さんには、以前いざまちでも取材に伺いました。

また、青山南一商振会の会員店舗によるマッサージコーナーをはじめ、占いブースやフリーマーケットなども充実。

屋台では、沖縄の揚げ菓子「サータアンダギー」や、沖縄の炊き込みご飯の「ジューシー」のほか、餃子や唐揚げ、いなり寿司などの軽食、オリオンビールや泡盛など沖縄のお酒も各種販売されていました。

屋台の一角には種類豊富な泡盛の瓶がズラリ。

「島唄楽園」の料理長が石垣島ご出身ということもあり、屋台には空き缶で作った「カンカラ三線」も展示販売されていました。まるで本場・沖縄のお祭りに訪れているかのような気分に。

太平洋戦争のあと、物資の少ない中でも手に入る材料で作られ、娯楽として親しまれていたのがカンカラ三線。

いざまち編集部でも実際に手に取らせていただきました！コンパクトでとても持ちやすい印象です。

ライブステージでは、キャンパーに人気のYouTubeドラマ『おやじキャンプ飯』主題歌を歌う「谷澤ウッドストック」さんはじめ、カルテット（四重奏）やボーカルユニットによる素敵なパフォーマンスが繰り広げられていました。アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華（ぐれんげ）」や「となりのトトロ」のテーマ曲などの演奏が会場内に響き渡り、我々の近くにいたお子さんも、思わず「あっ！トトロだ」と歓声を上げていたのを覚えています。