【みなと区民まつり】商店会や区民団体によるブースで各所の魅力を知ろう!
2024年10月12日(土)・13日(日)に、港区芝公園を中心としたエリアで開催された、みなと区民まつり。
その中には、商店会や各団体などのグループが多数出店していました。
港区内の商店会や港区外を含めた様々な場所・組織の魅力を発信している団体が多く参加していたこのエリア。
いざまち編集部が訪れた一部のブースをご紹介します!
汐留町会
汐留「イタリア街」のお膝元、「汐留町会」さんでは、アイスクリームやドリンク・わたあめを販売していました! 取材日の区民まつり初日は、初夏を思わせる日差し。そのためアイスが大人気でした!
港区立みなと科学館
(https://minato-kagaku.tokyo/)
虎ノ門にある「港区立みなと科学館」さんのブースでは、科学館にある展示にちなんだ「ふうせんでんわをつくろう」という体験型の企画が! 空気の振動で音が伝わることを知れる工作要素もある企画で、参加枠もすぐに埋まってしまうようでした。
芝浦商店会
(https://shibaura-shoutenkai.com/)
都立芝公園の入口でひときわ盛況していたのが、田町駅芝浦口から出て、運河を渡った芝浦エリアの店舗を中心とした芝浦商店街さんのブースでした。からあげや肉コロッケなど、定番のフードとアルコールを含めたドリンクが充実していました!
芝神明商店会
芝大神宮と浜松町駅の間にある芝神明商店街さんは、秋の味覚が盛りだくさんのブースでした! 商店街の八百屋さんによる梨など秋の果物の販売や、芋煮に焼き芋など秋らしいラインナップが揃っていました。
青山南一商振会
青山一丁目駅の南側から乃木坂駅方面の店舗が集まった青山南一商振会さんの注目は、沖縄料理とフラワーくじ! 沖縄料理は出店の中心となっているお店が沖縄料理屋さんということが理由で、八重山そばやサーターアンダギーをはじめ、なんと泡盛まで飲むことができました。さらに、ドライアレンジメントなどが当たるフラワーくじも好評とのことでした。
グレートワークス
(https://www.greatworks.co.jp/)
番外編ですが、「青山南一商振会」ブースの前で、気になる冊子が配られていました。その名も「Deep Dive」。第一号は乃木坂エリアがテーマということで、乃木坂駅周辺の飲食店などのインタビュー記事が掲載されていました! 制作されたのは、最近青山南一商振会に加入されたグレートワークスというデザイン会社さんということでした。
芝の語り部
芝を中心にまち歩きツアーや講演会を開催している「芝の語り部」さんでは、港区内にその名残を残す大名屋敷の数々を古地図をもとに解説した展示をされていました。どこにどんな大名の屋敷があり、それが今何になっているのか、その大名の藩はどんな歴史を歩んできたかわかる、力の入ったパンフレットがすばらしい!
港区観光大使文化祭実行委員会
港区観光大使文化祭実行委員会さんのブースでは、日本各地にあるマーチング委員会(日本のまちなみをイラスト化し、魅力を発信する団体)より、港区内のマーチング委員会や「能登・金沢ひとまち百景」のイラストなどが展示されていました。
港区から遠野を応援する会
首都圏に住む、岩手県遠野市出身やゆかりのある方々の団体「TONOCCO(トーノッコ)」の皆さんによるブース、「港区から遠野を応援する会」さんです! 遠野産どぶろくや遠野風の丘ホップソーダ、生ビールのお供に嬉しいジンギスカン風ラム串の販売をしながら、民話などで知られる遠野の魅力を紹介していました。
まち店応援プロジェクト
三田一丁目で豆腐屋を営んでいましたが、再開発で立ち退くことになり、現在麻布寄りの三田で豆腐屋さんを営業されている「黒沢商店」さんによる、「まち店応援プロジェクト」のブースです! 団体名は、地域のお店の良さを知ってもらうために立ち上げたもので、港区内のさまざまなイベントに参加されているということでした。
芝大門中二町会青年部
かつて「芝中門二丁目」と呼ばれていた地域の町会を源流とし、増上寺門前町の歴史を残す「芝大門中二町会青年部」のブースは、普段防災や神輿の担ぎ手活動もされている方々ということで、フードの出店が多い大激戦の都立芝公園エリアでも活気にあふれていました!
新橋皐月会&グループ大門
新橋烏森神社の神輿渡御を取り仕切る「新橋皐月会(志ん橋烏森皐月會)」さんは「グループ大門」さんと合同で焼きそばや磯部焼きを販売していました。「皐月」の名の通り、五月に開催される新橋烏森神社の例大祭も今年は完全に活気を取り戻し、今後も江戸から続いてきた夏祭りを盛り上げてくれそうです。
港区の楽しい100人
御成門小学校のPTAを通じて集まったメンバーが、東日本大震災後から東北の海産物を港区内のイベントで販売し、売上を寄付する活動をしていた団体です。現在は海産物の販売こそ行っていませんが、港区内のイベントで活動されています。
NPOあざ六プラス
港区麻布地区の街歩きイベントなどを開催している「NPOあざ六プラス」さんのブースでは、過去に制作された「港区坂かるた」や「大使館かるた」といった、港区に親しめるグッズを販売していました!
公益社団法人 東京宅地建物取引業協会第六ブロック
(https://www.tokyo-takken.or.jp/about/block/6)
ハトのマークでおなじみの宅建協会第六ブロックさんのブースです。当日は災害への備えた、災害時の対応についてまとめたパネル展示を行うと同時に、お子さんたちが楽しめる間違い探しなども用意されていました。特に塗り絵は大好評だったようです!
各ブースを回ってみて
自分が回った箇所は商店街・商店会による出店も多いことがあり、呼び込みが活発で熱気があふれていました!
出店に協力されているお店の特色を生かした、商店街・商店会ブースさんの目移りしてしまう商品の数々。
そして、地域や施設などのアピールをされている各団体のみなさんのブースは、普段の活動についても知れるようになっており、
それぞれの想いが伝わってくる展示を見ることができました。
港区に住んでいても、住んでいるエリアから離れた商店街やお店がどんな場所か、接点のない団体さんがどんな活動をしているか、なかなかピンとこない方々も多いと思います。そんななかで、「何か用事があったときにこのエリアに立ち寄ってみようかな」、「こんな活動をしている団体があるのか!」と思わせるブースの数々が、まさに「区民のお祭り」を体現していたと思います。