【明治記念館】元赤坂で、スペシャルなビアテラスを発見しました!【ビアテラス鶺鴒】
近年の異常気象によりあっという間に春は通り過ぎ、すでにうだるような暑さが始まっています。
こんな日は、静かに夕涼みをしながら、ビールでも飲みたいところ……。
いざまち編集部は港区内の青山にあります。この近辺には飲食を楽しめるお店が少なく、我々近隣サラリーマンが食事の選択の幅を広げるには隣の赤坂見附駅まで出向くか、いっそ渋谷まで出ていった方が早い位でした。
そんな折、以前取材をさせていただいた明治記念館で、ビアテラスが始まったとの情報をキャッチ。
ということで、友人を誘ってふらっと訪れてみました。
広大な庭園の景色が愉しめる! 超豪華なビアテラスにびっくり
お邪魔したのは、明治記念館で期間中の平日の夜にだけ開催されているビアテラス「鶺鴒」です。
皆さんビアガーデンというとどういう形式のお店を想像しますか?
私は、夏にしか行わないお祭り的なイベントということもあり、多人数で集まって思い切り酔っぱらう場所。おつまみは、山盛りのポテトに唐揚げなど、年齢や立場を忘れて豪快に頼んでもOK。外なので、迷惑をかけなければ多少騒いでも大丈夫といったイメージでした。
ですが、明治記念館さんのビアテラスは、まるで異なる空間だったのです。
まず、お料理が違います。こちらのビアテラスで提供されている料理は、結婚式の料理も手掛けるシェフや懐石料亭の料理長たちが、考案をされたもの。
一皿一皿がレストランのスペシャリテと言われても納得のいくクオリティです。アラカルトで楽しむこともできますが、今年11月に開館77周年を迎える明治記念館では明治記念館開館77周年特別メニューとして、コース料理も用意されています。
一皿一皿をじっくり味わいながら、大切な人と近況を語らうような場にするには、どのお料理も至極の一品です。
また、それらの料理に合わせるドリンクも、ビールやワインといった定番のものから、オリジナルカクテルまで大充実。ビアテラス「鶺鴒」に訪れた日は、ちょうどプレミアムイタリアンビール「ペローニナストロアズーロ」とのコラボ企画でイタリアンフェアが開催されていました。
「ペローニナストロアズーロ」は、はじめて飲んだのですが、クセや苦みがほとんどない軽い飲み口で、初夏の屋外で夕涼みを楽しみながら飲み進めるには、最高のビールでした。
※イタリアンフェアは6月28日(金)まで
※「ペローニナストロアズーロ」はフェア終了後も販売
広大な庭園を眺めながら夕涼みできるロケーション
明治記念館といえば、周辺にビルがほとんどないため、都会とは思えない広大な「空」を楽しむことができる、手入れの行き届いた広大な庭園が魅力です。当然、その庭園で開催されているこのビアテラス「鶺鴒」でも、手入れの行き届いた芝生をのんびり眺めることができますし、日が沈むと焚かれる篝火や、宵闇に浮かび上がる「旧赤坂仮皇居御会食所(現 明治記念館本館)」を眺めることができます。
雨天時も豪華絢爛な宴席を楽しもう
ビアガーデンの宴会というと、どうしても雨天時の中止リスクが付きまといます。私にも以前、雨なのにキャンセルができず、小雨に打たれながらビールを飲むしかなかった苦い思い出があります。
ですが明治記念館さんでは、万が一雨が降った場合にそなえ、「明治記念館本館」の中にある、ラウンジ「kinkei」にスペースを用意してくれます。以前も紹介しましたが、この「kinkei」は、大日本帝国憲法の草案審議が行われていた空間で、その後、初代内閣総理大臣伊藤博文に下賜されたという歴史をもつ美しい建物。室内の壁面には四方八方に飛び回る金鶏が描かれているのが特徴です。
豪華絢爛なこの部屋からも、庭園の篝火を眺めながら食事することができます。
2024年の明治記念館ビアテラス「鶺鴒」は9月27日まで!
今年は、例年より少し早く5月8日より9月27日までの開催が始まっています。都心とは思えない空間で、静かに夕涼みができる空間として、毎年人気を集めています。
座席は一般的なビアガーデンよりも少なめ。さらに、平日の夜しか営業していないとあって、倍率は高いかもしれません。その他貸切営業が入る場合もありますので、飛び込みで訪れるのもいいですが、可能なら予約をしてからの訪問をおすすめします。
営業時間は 17:00 ~ 22:00 (食事 L.O. 21:00/飲物 L.O. 21:30)。
特別な人と特別な時間を過ごしたい場合や、自分にご褒美をあげたい場合、記念日のお祝いなどに使用するには最高の雰囲気です。
この夏、ご予定を立てて訪れてみてはいかがでしょうか?